終戦記念日

今日は59回目の終戦記念日です。
今はもう亡き祖父が、毎年この日になると、昔の辛い思い出を
語ってくれていました。

祖父は、第二次大戦終盤に徴兵され、激戦地だった沖縄にいたそうです。
何度も銃弾を潜り抜け、かろうじて生き延び、終戦は沖縄で迎えました。
その後、ソ連軍に捕虜にされ、5年と言う長い間、
シベリアに抑留されていたそうです。長い年月が経過しているので、
多少の脚色はあるかもしれませんが、ドラマさながらの厳しい毎日
を過ごしていたようです。
その話を聞くたびに、戦争について深く考えさせられていました。
そんなことを思い出しながら、正午黙祷をささげました。
祖父を含め、戦争犠牲者に心から哀悼の意を表します。

その後夕方になって、盆の後片付けをしました。
片付けを終えた後、送り火に行きました。5年ほど前までは
祖父と私で行っていたのですが、現在は親父と私です。
祖父と行っていたのが、何か昨日のように感じられ、
時代の流れの速さを感じました。祖父の冥福を祈りつつ、送り火をしました。

さて、明日は広島に帰る日です。
よく休息が出来たので、充実した実家での毎日を過ごすことが出来ました。
疲れを残さないように、早めに寝ました。