DQⅧのクリア後の個人的な感想

 ネタバレしそう(というかしてます)なので、読みたい方だけ・・・

あくまで、個人的な感想ですので、他の人がどう思うかは分かりませんけど・・・
 まず総評として・・・

 今作はオール3Dで、主人公の目線に視点を変更できるシステムが搭載されており、

前作のⅦみたいに、ダンジョンなどで、視点切り替えが制限されるようなことも無く、

まさに、DQの世界に自分が入り込んだように錯覚する・・・そんなつくりになってました。

前作でもすごいと思ってたのに、これだけのものを作り上げるのは

相当な苦労があったことと思います。まさしく、現時点ではロープレNo.1の称号を与えても良いと思う。



 次に、やりこみ面に関して言えば、前作から比べると相当落ちるような気がする。

やりこみ要素が少ないというか何と言うか・・・2度目をプレイしたいとはとても思えない。

少し裏面をプレイしたけど、LVが60もあれば、おそらく裏ボスも全て倒せるでしょう。

Ⅶで職業極めや、モンスター牧場つくるのに、百数十時間かけたことを考えると、今回は全部合わせても

せいぜい百時間もかからないのではないかと予想する。

ま、勿論、やりようによってはいくらでも強く出来るんでしょうけどね。



今回は職業に変わるものとして、各キャラに5種類ずつのスキルというものが導入されていました。

LVアップ時に各パラメータ増加とともに、スキルポイントが与えられる仕組みになっていて、

それぞれのポイントがある一定値に到達すると、そのスキル独自の能力を身に付けていく、そういうシステム。

このスキルポイントは1種類が100Pで、全部極めようとすると500P必要なわけだが、

ある攻略サイトを覗いたところ、LV99までで350Pしかもらえないらしく、

それ以降はスキルの種(5Pもらえる)でスキルUPを図るしかないらしい・・・。

スキルの種は裏ボスがごくたまにしか落とさないらしく、コレを極めるのは相当時間がかかりそうだ。

がしかし、極めたからといって、さして満足感がえられるものではないです。

レベルアップの自由度を削りすぎた感がありますね。

まあ、DQⅥやⅦみたいに、人間キャラが火を吹いたり吹雪を吹いたりするよりはましだと思うけどw

それにしても、コレを極めたいって所まではモチベーションが上がりませんでした。



 あとは、錬金がまなるアイテム合成システムに関してですが、これも本当に役立つレアアイテム

は、絶対数が限られているわけで・・・さして興味をそそるものではないです。



 やりこみの中でも一番重要な要素であるバトルシステム面に関して言えば、発売されるまでの予想として、FFみたいに

魔法とか召還とかのグラフィックがすごくて1戦闘あたりの時間がかなりかかるのではないかという心配があったのだが、

長くてせいぜい5秒程度のアクションだったので、そのあたりでLV上げ時にストレスを受けることはあまり無いと思う。

あと、ムチやブーメランなどの集団攻撃の際、ダメージの一斉表示がされるようになり、かなりバトル時間の短縮がはかられてた。

今作のシステム面では一番ここが評価できると思う。

前作までだと敵一匹ずつのダメージがディスプレイ表示されてて、

スライムが15匹とか出てきたら時間かかりすぎて正直泣きそうになってた。



最後に全体として・・・、

 DQⅤ、Ⅵ、Ⅶがやりこみマニアの意欲を掻き立てる作品であれば、

DQⅧは差し詰めストーリー重視の万人向けの作品といえよう。

RPGをやりつくしているわけではないが、これまでやった中では

やっぱり面白いって感じる作品だと思います。

標準プレイ時間が約60時間と、他のロープレに比較すると群を抜いて長いわけですが、

その分、DQの世界観というものを十分に堪能できると思います。



次回作はどんな展開が待っているのでしょう。次回DQⅨにも期待したいと思います。

あとね・・・
ゼシカの乳揺れ杉_ト ̄|○