プロ野球パ・リーグ

 今日から、上位3チームによるプレーオフが始まりました。
まずは2位3位対決で、初戦は西武が制した模様です。
テレビ中継をしていましたが、いよいよの大詰めというのに、
内外野(特に内野)スタンドに空席が見えてました。
パ・リーグは観客獲得に苦労しているというのが伺えます。
 
「人気のセ、実力のパ」と言われていた時代から、
パ・リーグの観客動員は少ないとされていましたが、
昨今の、FA・ドラフト制度の変更により、
スター選手の多くがセ・リーグに移籍・入団し、
ますますパ・リーグに逆風が吹いている格好になっています。
 
パ・リーグでは、観客動員対策として、マンデーパ・リーグ
予告先発発表などを行ってきましたが、さしたる成果も無く
今年、経営難のため、球団が消滅するという事態となりました。
 
こうした厳しい状況の中、今年の北海道日本ハム
観客動員の増員に成功しています。
・・・勿論、北海道初のフランチャイズ球団ということ、
SHINJO選手の獲得など、増員の要因はそのあたりにもありますが、
それ以上に、日本ハムでは、
・リピーター(年に何試合も来場するお客)の獲得
・サラリーマン層への対策
に特に力を入れていたようです。具体的には、限定グッズの無料配布
や、午後8時以降(だったかな)の入場料が半額にするなどして、
観客動員数が、昨年の2割増になったそうです。
見えないところで涙ぐましい努力があるんだなと感じました。
 
来年から新球団も増え、これからのパ・リーグは面白くなると思います。
時間はかかるかもしれませんが、頑張って行ってもらいたいものです。